うさこちゃんときゃらめる / ディック ブルーナの口コミレビュー

うさこちゃんがおかあさんと一緒に買い物にいったときに、だまってきゃらめるをこっそりポケットにいれてしまう…。その晩なかなか寝付けないうさこちゃん。「なぜだか　わかるでしょう？」の問いかけに、子供に悪いことは悪いと教えるいい機会になりました。あのうさこちゃんが万引きしたのは私からすると衝撃的ですが、子供はそこまで深く考えていないようで、普通の読み物として受け入れていました。

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ちょっとびっくりな内容で、他のミッフィーシリーズではありえないことなのでショックでした。子どもは『だめじゃんねー〇〇はしたらだめなんだよねー』と普通に受け入れていましたが、私はまだショックです…★

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自分が幼稚園以前から読ませていただいていたので、なんというか、ショッキングな内容です。あのうさこちゃんが…と、何も言えなくなりましたが、作者のブルーナさんにとっては、子どもたちに伝えたいことだったのだと思います。

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うさこちゃん(ミッフィー）シリーズの絵本のなかでも、うさこちゃんがお店のものを黙って持ってきてしまう、というショッキングな内容です。しかし、単純に「いけないことだからやっちゃだめ」「うさこちゃんはわるいこだね」ということではなく、悪いと分かっていても、大人が見ていない隙に、ふと、やってしまった子どものドキドキ感や、その後の不安感がよく表現されていました。お店のものを持ってきてしまう（まあ、万引きですよね）という経験は誰にでもあることではありませんが、親が見ていないときに黙ってお菓子を食べてしまったとか、弟・妹に意地悪をした、何かを壊してそれを隠した、などの経験とそれがバレてしまわないかとドキドキしたことは誰にでもあり、不安で眠れないうさこちゃんの気持ち、いやだけれど自分のしたことの責任はとらなければいけない、ということは共感できると思います。

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