一般小説
このカテゴリの口コミポイント20pt
- ワイルド・ソウル〈上〉 / 垣根涼介
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4.0(1件の口コミ)
- 人口増を避けるための棄民政策。そこにには楽園は無かったようです。ニュースでみたことがありますが、田畑は耕せるような状況ではなく、食糧を確保することも困難だったようです。主人公は幼少のときに家族と南米に渡った人物です。歴史的背景などを踏まえて読むと勉強になり、且つ非常に面白味があると思います。
(ヨッシーさん 男性 28才 会社員(その他))
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- クヌルプ / ヘルマン・ヘッセ
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4.0(1件の口コミ)
- 放浪を続けた主人公が最後に神と対話する場面は、筆舌に尽くしがたい美しさ。 全ては許される、という都合の良い解釈をしてもイケナイかな・・・
(酒命さん 男性 27才 会社員(営業系))
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- 荒野のおおかみ / ヘルマン・ヘッセ
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4.0(1件の口コミ)
- シッダールタと並んで、ヘッセの問題作と称される事の多い作品。 正直、自然の美しさが結局は人間の小さな世界を覆うという、ゆったりムードのヘッセが好きなので 最初に読んだ時はきつかったし、今も精神的に健全な時じゃないと読めない。 第一次世界大戦後の、先の見えない泥沼な時代背景の中、ヘッセが産み落としたもう一人のヘッセ。
(酒命さん 男性 27才 会社員(営業系))
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- 指輪物語 / J.R.R. トールキン
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3.5(2件の口コミ)
- 訳が古いのですが、非常に面白く勝手のいい訳をしてくれています。所々に挿入される詩が、登場人物の心象や考え、これからの行動などを暗示している詩になっていて補助的な役割と深みを持たせてくれます。
(明星さん 男性 21才 学生)
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- 存在の耐えられない軽さ / ミラン・クンデラ
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3.5(2件の口コミ)
- 難解、哲学的、静謐で緻密な小説です。男と女の愛と性、チェコ独自の空気や時代背景が絡み合い、美しく壮大でありながら普遍性も感じる物語が綴られます。かなり読むのに時間がかかります。存在の耐えられない軽さ、この一度聞いたら忘れられないタイトル。この言葉の印象が文章のすべてに感じられる奥深い小説です。
(potesalaさん 女性 25才 会社員(事務系))
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- 雪国 (新潮文庫) / 川端 康成
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3.5(2件の口コミ)
- 現代のわたしたちの生活のテンポからは、ものすごく遅く感じられる物語です。というよりも、読んでいてまどろっこしくて、歯がゆい感じが否めません。古き良き日本語の美しさという点では評価できるのでしょうが…
(なつきさん 女性 50才 パート・アルバイト)
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- あるキング / 伊坂幸太郎
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3.0(2件の口コミ)
- 伊坂幸太郎のあるキングは、何度か読んだことがあります。伊坂幸太郎の作品が好きなので、この作品も本屋で見つけて読んでみることにしました。仙台の天才野球少年を描いた話になります。野球が分からない人でも楽しめますが、基本的な知識があった方が理解しやすいと思います。これまでの伊坂幸太郎の作品の雰囲気とはちょっと違うと感じました。ラストも中途半端な終わり方だったことも気になりました。もう少し中身の濃い話にして欲しかったのが正直なところです。
(ハゲタカさん 男性 29才 自由業)
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- 終末のフール / 伊坂 幸太郎
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3.0(2件の口コミ)
- 伊坂幸太郎さんの小説のどこか飄々としたところが好きでこれも読みましたが、全体としてはあまり好きにはなれませんでした。8編の短編小説が収録されています。それぞれのタイトルが韻を踏んでいるのは遊び心が感じられて好きなのですが、無理やりつけたような感じがするものもありました。内容はというと、「これはおもしろい」というものと「どこかで読んだような」という感想のものがありました。
(乳牛さん 女性 22才 学生)
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- コンビニ人間 / 村田 沙耶香 (著)
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3.0(1件の口コミ)
- 話題になった作品なので一応は読んでおこうと思い読みました。個人的な好みになりますが、読んでいて微妙にリズムが狂わされるような文体で、長編ではないのに読むのが疲れました。内容は、いわゆる「生きづらさ」を抱えた主人公がコンビニ店員の時だけ「普通になれる」という物語でした。普通である事とは?などと考える人には刺さる内容なのでしょうけど、私は自分が普通かどうかなど割とどうでもいいので、この作品はひと通り読んで特に強烈な印象は残りませんでした。
(猫まるさん 女性 52才 主婦(主夫))
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- 赤頭巾ちゃん気をつけて (新潮文庫) / 庄司 薫
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3.0(1件の口コミ)
- お友達に借りました。普段は司馬遼太郎や永井路子、山崎豊子の歴史ものや、遠藤周作、三浦綾子などの内面を見つめるような作品。池井戸潤や東野圭吾などのサスペンスを読んでいるのですが、新たな境地をと思ったのですが。ちょっと苦手でした。日比谷高校の生徒が、学生運動のあおりをうけて東大受験がダメになるところから話は始まります。作者と同じ名前、日比谷高校の出身なのですが、作者とは時代背景が違います。高校生の男の子の心の声が中心の作品です。私小説でもなく、全くの作り物でもなく、話の盛り上がる部分もないのでちょっとむつかしかったです。はまる人と苦手な人…分かれる作品だと思います。
(あきこさん 女性 41才 会社員(技術系))
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※(口コミランキングGOGO編集部調べ)
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