猫まるさんの投稿した口コミ一覧

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口コミ投稿

アパートの鍵貸します [DVD]
  • 投稿日:2020年09月07日
  • この口コミの投票獲得数:3票
4
ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンのラブコメディです。自分のアパートの部屋を、上司が不倫するために貸すことで出世を目論む主人公。部屋を貸す上司が何人もいるので仕事中も部屋貸しのスケジュール管理に追われたりと、とにかく「しょーもない!」と言いたくなる設定ですが、そこはコメディ映画ですから気楽に楽しんだ者勝ちだと思います。若かりし日のシャーリー・マクレーンは、決して正統派美人ではないけどとにかくキュートで嫌味がなく可愛らしいです。割りに合わない事ばかりだった主人公ですが、最後は報われてホッとします。
サンセット大通り [DVD]
  • 投稿日:2020年09月07日
  • この口コミの投票獲得数:7票
5
とても古い映画ですが、後の映画界にも大きな影響を与えた名作だと思います。冒頭から男が殺され、殺された男の声によって何故こうなったかが語られていきます。今でも自分をスターだと思い込んでいる元女優の家に迷い込んだことが男の人生を狂わせていきます。サイコな元女優を演じたグロリア・ワトソンは、実際にサイレント映画の女優だった人だそうで、怖いくらいに役がリアルです。ラストシーンでの女優の輝きが逆にゾッとします。秀逸なサイコ映画です。
イヴの総て [DVD]
  • 投稿日:2020年09月07日
  • この口コミの投票獲得数:5票
4
とても古い映画ですが、面白いです。イヴ役のアン・バクスターはとても美人だけど腹黒い野心家の役。大女優マーゴ役のベティ・デイヴィスとの一騎打ちとも言える演技合戦は迫力があります。2人とも有名作品に出ている実力派女優なので見応え十分です。前半はイヴの一方的な作戦勝ちですが、後半は女優としての格が落ちたマーゴは女性の幸せを掴み、一方のイヴは孤独。イヴの正体もばれて、さらにかつての自分のような若手が忍び寄ってくる・・・本当に勝利したのはどちらだろうと考えさせられます。ラストシーンでイヴに取り入ろうとする女優の卵は、まだ無名だったマリリン・モンローで、このシーンも見どころの一つです。日本でやったら大女優役は誰が良いかな?などと考えながら観るのも楽しいです。
BIEN SUR [CD] / セルジュ・デラート・トリオ, Serge Delaite
  • 投稿日:2020年09月07日
  • この口コミの投票獲得数:4票
4
セルジュ・デラート2013年のアルバムです。同じ年の「D'ACCORD」とセットで聴くのがお勧めです。D'ACCORDが昼バージョンで、本作が夜バージョンといった所です。夜バージョンと言ってもやたらとムーディーなのではなく、例えるならもっと気軽なビストロでの光景です。曲調も様々で、「Up Jumped Spring」は仲間同士で賑やかに楽しんでいるようだし、「Wave」は恋人同士でお酒を飲んでいるかのようです。想像を膨らませてパリの昼と夜を楽しむのも良いと思います。もちろん、何も考えずにリラックスしたい時にもピッタリです。
I LOVE YOU [CD] / ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ, Jos van Beest
  • 投稿日:2020年09月07日
  • この口コミの投票獲得数:5票
4
リラックスして聴ける1枚です。アルバムタイトルの通り、愛に溢れた曲ばかりです。この中で「Django」は出だしが少し重めで異質な感じがしたのですが、後半の曲調の変化が見事でした。スティービー・ワンダーの「Isn’t She Lovely」が入っているのも嬉しかったです。陽気で楽しく、愛情を感じる一曲です。少し重めのスイングが効いた「On the Sunny Side of the Street」も大人っぽくて好きです。アルバムを通して色とりどりの「I LOVE YOU」が溢れて幸せな気持ちになります。
SEPIA [CD] / ロバート・ラカトシュ・トリオ, Robert Lakatos, & その他
  • 投稿日:2020年09月07日
  • この口コミの投票獲得数:5票
3
全体的には決して嫌いではないのですが、アルバムの中で曲の好き嫌いが分かれます。この人の持ち味だと分かっていても、どうしても私は耳が古いのか、メロディアスな曲の方に惹かれます。「The Good Life」や「Just in Time」などに好みが集中してしまい、逆に「B. in B. -Improvisation-」のようなインプロ色強めな曲は敬遠してしまいます。良く言えば現代的なのでしょうけれど、インプロに傾倒しすぎるのも、ジャズ=難解で偏屈な人が聴く、みたいなイメージがついちゃうのでは・・・と思ってしまいます。
IT COULD HAPPEN TO YOU [CD] / アーノルド・クロス・トリオ, Arnold Klos
  • 投稿日:2020年09月07日
  • この口コミの投票獲得数:6票
4
1曲目に持ってきた「My Funny Valentine」は好きな曲ですが、正直ここで演奏されているようなタッチで聴くのはこれまであまり好みではありませんでした。でもアーノルド・クロスの演奏は独創的で「毎日が特別」という雰囲気に溢れ、何故か嫌いにはなれません。古典的なスタンダードが多く、ビル・エヴァンスを思い起こさせるけれど、決して古臭くはならないのがこの人の魅力だと思います。「Blue Bossa」がこの中では1番好きですが、「It Could Happen to You」もタイトル通り何かが起こることを期待させてくれます。1日の始まりに聴きたくなります。
弾突 DANTOTSU [DVD]
  • 投稿日:2020年09月06日
  • この口コミの投票獲得数:6票
3
銃撃シーンが派手で、いつものセガール拳は少なめです。だから邦題が弾突なのでしょうね。セガールが堕落したダーティーな役どころなのは新鮮でしたが、それ以外は大体いつもと同じです。プロのはずなのに身のこなしが重いガールフレンドとか、娘が孫にしか見えないとか、至近距離での銃撃戦でも負傷しないとか、突っ込みどころが多いのも、いつも通り。なのについ見てしまいます。どうせいつも通りのパターンなら思う存分セガール拳を見せて欲しかったです。セガール拳のないセガール映画なんて・・,と消化不良な気分になりました。
Jane Eyre Illustrated (英語) / Charlotte Brontë (著)
  • 投稿日:2020年09月06日
  • この口コミの投票獲得数:5票
4
シャーロット・ブロンテの長編小説です。いわずとしれた名作なので翻訳版も難なく手に入りますが、敢えて翻訳者のクセが入らない原文で読むとより楽しめます。170年以上も前の話ですから今の価値観に当てはめることは出来ませんが、当時の時代背景を踏まえて読むと、ジェーン・エアという女性の強さや高潔さ、激しい内面を知る事が出来て、ジェーンのことが大好きになります。長編なので英文が苦になる人もいるかも知れませんが、作者の筆致が直接伝わるので、ある程度英語が読める人にはぜひ原文をお勧めしたいです。
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 決定版 / 越前 敏弥 (著)
  • 投稿日:2020年09月06日
  • この口コミの投票獲得数:11票
5
洋書を原文で読むのが好きなので、私には非常に興味深くためになる内容でした。出てくる例文はどれもよく見るタイプのもので、確かに間違えやすいものでした。難解なものもあり、久し振りに頭をフル回転させましたが半分くらい間違えてしまい心が折れかけました。でもその後の解説が分かりやすいので二度と間違えないという自信もつきました。TOEIC高スコアの人でも間違えそうな文章ばかりです。受験対策にも良さそうですし、仕事で英語必須の人や私のように英文に触れるのが好きな人にももちろんお奨めです。
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