猫まるさんの投稿した口コミ一覧

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口コミ投稿

LOVE BOSSA! [CD] / マリエル・コーマン & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ, & その他
  • 投稿日:2020年08月27日
  • この口コミの投票獲得数:9票
4
マリエル・コーマンは、私が好きなシンガーの一人です。この人の歌声はカフェでもよく流れているので、名前は知らなくてもこの声に聞き覚えがある人もいるかと思います。クセがなくどこか親しみのある歌声は、読書やティータイムなど、「ひとり時間」のお供にピッタリです。「 Les Feuilles Mortes」は往年のジャズスタンダード「枯葉」の原曲ですが、フランス語だとまた雰囲気が違って良いですね。哀愁を帯びたピアノとマリエルの伸びやかな声がよく合っています。「Summer Samba」はよく晴れた夏の午後にぴったりの曲で、マリエルの声に良く合っています。この人の声は雨模様よりも日差しの方が良く似合うと思います。
MEMORIES OF TOMORROW [CD] / ラウラ・プルドヴェレ & トヌー・ナイソー・トリオ, & その他
  • 投稿日:2020年08月27日
  • この口コミの投票獲得数:7票
4
トヌー・ナイソーが見出したラウラ・プルドヴェレという女性シンガーは、とても低音が魅力的な人です。雰囲気だけで上手っぽく歌っていると感じるシンガーも多い中、低音のハリと嫌味のない色気は個人的にとても好きです。「My Shining Hour」で効かせてくれるスキャットが心地よくて、ずっと聴いていたくなります。「Memories of Today」では静かに安定する低音と張り詰めたような高音とのメリハリが効いています。雰囲気重視で歌うシンガーだと、小手先のあざとさに聴こえてしまうのですが、ラウラ・プルドヴェレにはそういうのは無く、温かいのに澄んだ歌声が魅力的です。
MACARON JAZZ [CD] / セルジュ・デラート・トリオ, Serge Delaite
  • 投稿日:2020年08月27日
  • この口コミの投票獲得数:5票
4
ベテランの余裕みたいな、軽やかなタッチのピアノが心地良いです。力を抜いてリラックスしたい時に聴きたくなります。「Nica's Dream」や「Valse Hot」は聴いているだけでハッピーな心地になってしまいます。好きなデザートを食べながら聴いたら、お喋りも弾みそうです。「All in Love is Fair」のような哀愁漂うバラードを聴いても、切なさよりもどこか温かさを感じます。そういう所がセルジュ・デラートという人の特徴であり、魅力なんだろうと思います
SONOCORE [CD] / ネジン・ハヴァネシアン・トリオ, & その他
  • 投稿日:2020年08月27日
  • この口コミの投票獲得数:10票
3
恐らく全曲オリジナル曲だろうと思われますが、正直言って何度も聞き返したいかと言われると微妙です。何というか、余裕や遊びのない、隙間のない窮屈感を覚えます。私はジャズはもっとゆったりと余裕を持って心地よく聴きたいので、このアルバムは好みではありませんでした。一曲くらいスタンダードを入れておいてくれたほうが、まだ親しみやすかったかもしれません。特にこの曲が良かったとも言えず、整理のうえ処分するCDの箱に入れると思います。
BUMERANG [CD] / ロバート・ラカトシュ・トリオ, Robert Lakatos
  • 投稿日:2020年08月27日
  • この口コミの投票獲得数:12票
3
個人的な好みとしては、可もなく不可もなくといったところです。特別嫌いな点があるわけではないけれど、特に感動するでもなく、淡々と聴き終えていました。何百枚もある自宅のコレクションの中からたまたま出てきましたが、正直存在を忘れていました。良く言えば無難、悪く言えば退屈。でも「Love Letters」だけは良いと思いました。ゆったりと流れるメロディラインがとても綺麗です。
NHK あなたの天気・防災
  • 投稿日:2020年08月26日
  • この口コミの投票獲得数:8票
4
私の自宅周辺は幸いにも水害リスクは高くないのですが、勤めていた会社の付近が水害リスクが高かったので、帰宅に影響が出そうな時は仕事中も常にPCに表示させて最新情報をチェックしていました。交通機関に大きな影響が出そうな時は情報を元に早めの帰宅に繋げたり、役立てていました。「災害情報はNHK」って、きっと多くの人が認識していると思います。
BLUE BOGEY [CD] / Wilton Gaynair
  • 投稿日:2020年08月26日
  • この口コミの投票獲得数:9票
4
オールドジャズ愛好家の知人がこれのLP盤を持っていて、聴かせてもらった時に「これは良い!」と感激し、探したらCDもあったので即買いしました。音源が古い感じは否めませんが、本当に古いのですから仕方がないですね。でも演奏は本当に素晴らしいです。「Rhythm」のソロは特に良かったです。ベースのリズムに乗っかった超速ともいえる早いアドリブに聞き惚れていると、自然にスッとドラムが入ってきてさらにボルテージが上がっていく空気感がたまりません。
TUBBY’S GROOVE [CD] / タビー・ヘイズ・カルテット, Tubby Hayes
  • 投稿日:2020年08月26日
  • この口コミの投票獲得数:7票
4
音源がかなり古いのでちょっと音割れっぽい箇所もありますが、テナーサックスの魅力を感じるには十分な作品だと思います。1曲目の「Tin Tin Deo」でのタビー・ヘイズのアドリブが圧巻です。完全に周囲の演奏を置き去りにして、周囲が合わせているという感じです。当時彼はまだ20代だったというのだから二重にビックリです。若さで突っ走ったというよりも、完全に入り込んでいるような演奏です。「Blue Hayes」でのピアノとの掛け合いもかっこいいです。
Roger Guerin -Benny Golson [CD] / Roger Guerin (ロジャー ゲラン)
  • 投稿日:2020年08月26日
  • この口コミの投票獲得数:10票
5
ロジェ・ゲランは1950年代ごろに活躍したジャズ・トランペッターです。このアルバムは5曲しか入っていなくて少し寂しい気もしますが、一曲一曲の聴きごたえは十分です。トランペットの音は主張が強すぎて耳につく感じではなく、程よく抑えの効いた心地の良い音色です。「Moanin'」はあまりにも有名なスタンダードですが、すごく音の調和が取れていて半世紀以上も昔の音源とは思えません。「I Remember Clifford」も名曲ですね。テナーサックスとトランペットのしっとりした掛け合いが素晴らしいです。
THE LAST WORD [CD] / ジャズ・クーリアーズ, Tubby Hayes, & その他
  • 投稿日:2020年08月26日
  • この口コミの投票獲得数:11票
5
ハード・バップが好きな人にお勧めです。ジャズ・クーリアーズにはテナーサックス奏者が2人いて、息の合った演奏が聴いていて気持ちが良いです。低音を効かせた「Autumn Leaves」も良いですが、このアルバムの中の一番といえば「Love Walked In」だと思います。掛け合いと疾走感が最高です。どの曲もキレが良く、聴くだけでなく演奏の様子を映像で見てみたくなりますが、1950年代の作品なのでリアルタイムで見られないのが残念です。このままずっと終わらないで、いつまでも聴いていたいと思わせてくれます。
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